22世紀コンソーシアム
地方創生
2025年度 四大学未来共創連合22世紀コンソーシアムによる出雲市訪問
企画内容
四大学未来共創連合22世紀コンソーシアムは、それぞれの大学の専門領域を生かしつつ自由で緩やかな連携を通して、さまざまな企画を実施してきました。その取り組みは「微重力思考のすすめ」としてまとめられており、その実践的な展開を地域課題へと広げる第一歩として、2024年12月には地域創生Coデザイン研究所(NTTグループ)の木村篤信氏をお招きし、住民参加型でソーシャルデザインを進める「リビングラボ」の活動をご紹介いただきました。
さらに活動を発展させるべく、今回、東京外国語大学と包括連携協定を締結した島根県出雲市を2025年8月3日~8日で訪問しました。この訪問は、それぞれの研究者の関心が交差するだけではなく、地域住民の方々との間に未来を共創するための新たなつながりを生みだしました。コロナ禍にオンラインにて始まったコンソーシアムですが、2025年はこうした出会いを生かして、現場を基盤とした新たな展開に挑戦します。
(https://www.tufs.ac.jp/society/municipality/izumo/)
出雲市基本情報
「神話の國出雲」として古くから知られ、出雲大社などの歴史・文化遺産と、日本海、宍道湖、斐伊川、緑豊かな山々、出雲平野など自然環境に恵まれた地域。肥沃な平野が広がる農業生産力の高い地域であり、日本海沿いには多くの漁港も有し、誘致企業を中心とした製造業や民間の大規模商業施設も集積するなど、各産業がバランスよく発展した地域です。
| 面積 | 624.32㎞² |
|---|---|
| 人口 | 171,700人(2025年6月現在 うち外国人は全体の3%程度でブラジル国籍が最も多い) |
| 産業 | 出雲村田製作所を有する県内有数の工業地域、第一次産業の割合が減少、第二次産業は増加、第三次産業は横ばい。コロナ後、観光・宿泊者数は増加傾向。 |
調査訪問
| 日時 | 2025年8月3日(火)~8月8日(金) |
|---|---|
| 場所 | 出雲市、雲南市 |
| 内容 | 多分野の研究者によるボトムアップ型アプローチによる協働・共創の場づくりを探して |
| 参加者 | 7名(東京科学大学3名、東京外国語大学2名、一橋大学2名) |
訪問先(あいうえお順)
- 浅田信博氏 株式会社モンスターラボ社外取締役
- 飯塚俊之氏 出雲市長
- 伊藤浩之氏(東京科学大学教授)エヴリム株式会社 代表取締役
- 小村淳浩氏 株式会社e-GRID代表取締役CEO
- 滝浪実セルジオ氏 イズモ・アグロブラジル、NPO法人 ブラジル・サポートセンター、日伯農工株式会社代表
- 牧野寛氏(東京外国語大学卒業生) 株式会社People cloud代表取締役
- 森山裕介氏 島根県議会議員 出雲市民大学主催
- 矢田明子氏 株式会社CNC代表取締役
- 山下一也氏 公立大学法人 島根県立大学学長
微重力ラジオ
微重力ラジオ配信開始
三大学連合22世紀コンソーシアムでは、このたびポッドキャスト番組「微重力ラジオ」の配信を開始しました。
この番組は、東京外国語大学、東京科学大学および一橋大学で構成される三大学連合が、今まさに悩み、期待し、考えている事柄について、産学官の様々なフィールドで活躍する方々をお迎えしてざっくばらんに語り合う番組です。
初回ゲストには、東京工業大学(現・東京科学大学)前学長の益一哉先生をお迎えし、東京科学大学設立に際しての秘話や大学の未来像についてお伺いしました。益先生のお話は全3回に分けて配信します。
今後も様々な企画を予定しています。ぜひご視聴ください。
ポッドキャスト番組「微重力ラジオ」番組URL
https://open.spotify.com/show/5pCSBjmxunsInvtCGzr1ni
<配信エピソード>
第2回収録 ゲスト:中野 聡 先生(一橋大学学長)
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10月16日配信 10月16日配信 10月16日配信 |
![]() (左より、新田先生、藤原先生、中野先生、佐藤先生、中山先生) |
第1回収録 ゲスト:益 一哉 先生(東京工業大学(現・東京科学大学)前学長)
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6月23日配信 6月9日配信 5月23日配信 |
![]() (左より、中山先生、佐藤先生、益先生、新田先生、藤原先生) |
<ポッドキャスト番組「微重力ラジオ」初回収録>
特別ゲスト:
益 一哉先生 東京工業大学(現・東京科学大学)前学長
国立研究開発法人産業技術総合研究所 量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター長
参加者:
東京外国語大学 中山 俊秀 副学長(研究等担当)
東京科学大学 藤原 武男 未来社会創成研究院長
東京科学大学 新田 元 リサーチディベロップメント機構 副機構長
一橋大学 佐藤 主光 経済学研究科、国際・公共政策研究部教授

(左より、中山先生、佐藤先生、益先生、新田先生、藤原先生)
「微重力思考」のすすめ を出版しました
四大学連合ポストコロナ社会コンソーシアムは、新型コロナウイルス感染症およびポストコロナ社会に向けた研究を進めるとともに、有効な対策に関する政策提言を行うことを目的に、四大学の研究と教育をつなぎ、協力を深めてきました。
その活動の中で、研究者や学生が分野をこえて集まり、一つの社会課題について語り合う場から生まれたのが「微重力思考」です。
本書は、コロナ禍においてPCR検査の実施が困難だったという社会課題に焦点をあて、医学・工学・社会科学・人文科学など多様な専門の研究者が関係者にインタビューを行い、その後の議論をまとめたものです。
議論を通じて明らかになったのは、対話を生みだすために、専門性を一度横に置き、お互いの話に耳を傾けながら共に考える姿勢の大切さと、そのようなやり取りを支える「場の工夫」の必要性です。
この手法を「微重力思考」と名づけ、インタビュー記事と共に一冊の本にまとめました。




