科学技術と知的財産コース

科学技術と知的財産コース

2大学間コース東京工業大学 一橋大学

(1)コースのねらい、趣旨

科学技術の発展には,技術開発の環境を整えるとともに,開発された技術について,特許権等の知的財産権による保護が必要である。また,先端科学技術については,従来の知的財産権の法的保護の枠組みで捉えられないものがある。技術もしくは法律の専門を目指す学生も,科学技術が知的財産であるという認識を持つことが今後ますます重要になると考えられる。
そこで,本コースでは,先端科学技術の現状とその知的財産権としての保護に関して,理論上と実務上の問題を多角的な視野から学び,知的財産の重要さを理解することを目的とする。そして,このような理解を通じて,科学技術と知的財産という従来区別されてきた専門領域から,いわば”発明する側”と”活用及び保護する側”の視点を持った,複合的な知識と思考を持った学生が育つようになると考えられる。
さらに,科学技術の急速な変化や国際性に配慮する必要があり,本コースでは,最新のバイオやインターネット技術についても実例を取り上げながら,発明者ならびに科学技術の法的保護を専門とする弁理士や弁護士を招く複数の講義を開講する。
両大学の学生のうち,将来の進路として,弁理士や知的財産分野で活躍する企業人を目指す学生,科学技術の分野を専門とする法曹を目指す学生に対して,技術ならびに法律の側面から必要となる内容の講義を開講する。

(2) 開設科目

各コースの授業科目(予定)一覧表を参照のこと。

(3)実施要領

東工大担当者 ○金子宏直(リベラルアーツ研究教育院),猪原健弘(リベラルアーツ研究教育院)
一橋大担当者 長塚真琴(法)
コース定員 若干名
コース修了要件 本学14単位 協定大学6単位
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