2025年2月14日(金)、東京科学大学大岡山キャンパスで今年度2回目となる三大学連合評価事務担当者意見交換会が開催され、3大学から計8名の事務担当者が参加し意見交換を行いました。

今回の意見交換会では、より率直な意見交換を促すため、全員参加の「セッション1」と、係長級と係員級でテーマを分けて行う「セッション2」という構成で実施しました。

セッション1では、「事務組織体制と評価業務」をテーマに、各大学がそれぞれの評価担当係(グループを含む。以下同じ。)が行っている業務について説明しました。各大学の係業務の内容を比較した結果、共通する業務は国立大学法人評価及び認証評価業務のみで、それ以外の業務(世界大学ランキング、ガバナンス・コード、IR業務など)については大学により異なり多岐にわたることを共有しました。その他にも、世界大学ランキングの評価業務への活用方法についてなど、活発な議論が行われました。

セッション2の係長級分科会では、三大学連合共通の中期計画の実績及び進捗管理方法について確認するとともに、各大学の内部質保証体制について情報交換を行いました。特に内部質保証体制については、体制図・規程・点検評価様式などを互いに共有し、効果的・効率的な自己点検・評価の実施方法についても意見を交換しました。また、係員級分科会では日常業務における情報共有のあり方や評価に関する研修受講等について情報交換を行いました。

意見交換会終了後、参加者は大岡山キャンパスのTaki Plaza、図書館、評価事務担当者の執務室等を見学し、東京科学大学のIR事務担当者とも情報交換を行いました。

今回の意見交換会を通じて、各大学の共通点と相違点を把握することができました。今後さらに効果的かつ効率的に評価を実施するため、互いに理解を深め合うことを確認し、意見交換会を継続していくことで一致しました。